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論文

Comparative study for two-terminal transport through a lossy one-dimensional quantum wire

内野 瞬

Physical Review A, 106(5), p.053320_1 - 053320_14, 2022/11

 被引用回数:5 パーセンタイル:64.95(Optics)

冷却原子気体における散逸のある量子ポイントコンタクトの実現に触発され、1次元量子細線中に粒子ロスが局所的に存在する2端子メゾスコピック輸送系を研究する。散逸効果を取り入れることができるKeldysh形式におけるDyson方程式によるアプローチにより、こういった系は粒子ロスが存在しないある種の3端子系に対応することを示す。得られた公式は、非エルミート系や3端子系のLandauer-Buttiker解析とも矛盾しない。我々が発見したカレント表式に関する普遍性は、量子統計に関係なく成立し、粒子ロスのある2端子輸送を3端子輸送の観点から、あるいはその逆の観点から理解するのに有用であると考えている。

論文

Optical spin conductivity in ultracold quantum gases

関野 裕太*; 田島 裕之*; 内野 瞬

Physical Review Research (Internet), 4(4), p.043014_1 - 043014_16, 2022/10

凝縮系物理において未だに観測されていないバルクのACのスピン伝導率が冷却原子気体により測定可能となることを示す。また、このスピン伝導率は、量子多体系を特徴づける重要な情報を含んでいることがわかった。冷却原子気体において実現されている、超流動系や朝永・Luttinger液体などで実際にACスピン伝導率を解析し、よく知られたDrude伝導率とは全く異なるスペクトルが得られることを実際に示した。我々の提案したフォーマリズムはスピン軌道相互作用のある系や非平衡系にも適用可能であり、様々な応用が期待される。

論文

Optical spin transport theory of spin-$$frac{1}{2}$$ topological Fermi superfluids

田島 裕之*; 関野 裕太*; 内野 瞬

Physical Review B, 105(6), p.064508_1 - 064508_9, 2022/02

 被引用回数:4 パーセンタイル:56.43(Materials Science, Multidisciplinary)

スピン$$frac{1}{2}$$トポロジカル・フェルミ超流動体におけるバルクの光学スピン輸送の性質を調べた。具体的には、冷却原子気体の実験で実現可能なp波相互作用する1次元フェルミ系を考えた。弱結合から強結合領域までの系のトポロジカルな性質を描写するためBCS-Leggett理論を適用し、スピン輸送が多体効果をどのように反映するかを示した。我々は光学スピン伝導率を調べることで、トポロジカル転移を検出できることを見つけ、Majoranaゼロモードの低エネルギー有効モデルの有用性も議論した。

論文

アトムトロニクス

内野 瞬

日本物理学会誌, 76(1), p.4 - 12, 2021/01

冷却原子気体は複雑な量子現象の本質をシミュレートすることが可能である。最近では冷却原子気体を用いたメゾスコピック輸送をシミュレートするアトムトロニクスデバイスが実験で実現されている。本解説記事では、2成分フェルミ原子気体における量子ポイントコンタクト輸送に焦点をあて、2端子輸送の最近の発展を解説する。

口頭

Quantum transport with ultracold atomic gases

内野 瞬

no journal, , 

冷却原子気体は非自明な量子輸送現象を明らかにする重要な系である。この発表では、冷却原子気体により実現されるメゾスコピック輸送に関する最近の発展に関して議論を行う予定である。

口頭

冷却原子気体における量子輸送

内野 瞬

no journal, , 

量子輸送は、凝縮系において量子多体系を特徴づける概念として重要な役割を果たしてきた。本講演では、量子輸送を冷却原子気体に応用した際に何ができるのかを解説する予定である。

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